サナ遊戯

遊戯王のブログ

サイバー カード解説_サポートカード編

前回の記事が割りと好評で驚きと歓喜で一杯のサナです。ありがとうございます!

リミットレギュレーション発表されましたね!
サイバー的にはオルターガイストが生き残りそうなのがしんどいですが、いつも通り頑張ります…

2回目の更新はサポートカードの解説をしていきます。今回はわかりやすく超重要カードは★、重要なカードは◆、お好みで採用は■で表記します

◆パワーボンド◆
アニメの影響でサイバー流と言えばこれ!という人も多いのではないでしょうか。しかしGXから10年以上経った今、割りと効果を確認されるので時代の流れを感じます…

そんなパワーボンドですが今は絶対に必須なカードではないと考えています。
確かに強力で''通れば''勝ちなカードですが、昨今は無限泡影が流行っていたり、オルターガイスト相手だと強く打ちづらかったりと結構ムラがあるカードに感じます。アドバンテージを稼ぐ手段が少なめなサイバーにとっては融合が通らないのは死活問題です。

つまり通らなかったら負けもあるハイリスクハイリターンのカードなので、パワーボンドを抜く選択肢も今では十分にアリです。

パワーボンドの事を悪く言っているみたいですが、全くそんな事は無く、強く打てる場面も当然あります。それは「相手にモンスターがいない時」です。
これは意外と起こりうる事です。理由はサイバードラゴンの召喚条件にあります。サイバードラゴンを出されるくらいなら壁を出さずターンを回そうという事ですね。

そうなるとサイドラ特殊召喚からのオーバーロード絡めてズィーガーランページが決めづらくなります。この時に役立つのが相手モンスターの有無に依存しないパワーボンドという訳ですね。この場合融合召喚するのはなるべくサイバーツインかサイバーエンドにするのがオススメです。

ランページだとうさぎやうららで止まってしまい損をしてしまいます。サイバーエンドならば主な手札誘発無視してキルできますし、スケープゴートが伏せられててもヴェーラー泡影がなければ8000貫通でおしまいです

総じて魅力的であるカードですがリスキーなので思考停止で入れれば良いというカードでは無いと考えてます。この辺はかなり好みなので自分にあった構築を研究してみてください!



オーバーロードフュージョン
昨今のサイバーでの評価がかなり高いカード。出てくるモンスターはランページほぼ1卓
パワーボンドと違い、カードの消費が最小限で済みますが屋敷わらしで無効にされてしまう可能性があります。

採用率が上がった理由はズィーガーの登場でしょうね。サイバードラゴン+コア等でズィーガーをリンク召喚しつつ、リンク素材をオーバーロードで除外してそのままキルできます。無駄が無い綺麗な動きですね

パワーボンド派とかオーバーロード派とかいう事も聞きますが完全に好みの問題なのでナンセンスだと思います。両方採用するのも普通にアリです



★エマージェンシーサイバー★
サイバードラゴンモンスターをサーチできます。ついでにエルタニンもサーチ対象です。

サイバー流は事故との戦いと思いきやエマージェンシーサイバーのお陰で事故率が減りました。対象不在になりがちだった機械複製術も対象をサーチできるようになったので更に強く打てるようになり、コアでサーチもできて、コアもサーチできるので安定感が一気に上がりました。

サンダードラゴン相手くらいしか弱い事が無く、他の弱い場面は複数引いた時くらいです。安定感を上げる重要なカードであり、エルタニンで相手の盤面を返したりもできる万能カードです。採用しない理由が思い浮かびません。3枚入れましょう

発動が無効になるとコストを払って手札に加えられますが、発動無効ではないうららには無力なので注意



■サイバーリペアプラント■
サイバーモンスターをサーチするのであれば劣化エマージェンシーサイバーですが、このカードは銀河戦士、ジズキエルを採用している時に効果を発揮するカードですね。

一応サイバーをサーチする場合もエマージェンシーでサーチしたコアでリペアプラントをサーチすれば実質エマージェンシーサイバーを2回使っているような物なので悪くは無いです。

発動条件が墓地にサイドラがいないと使えないので複数は採用しづらいです。初手で引いて腐るということや、コアでサーチする他のサイバー魔法の充実に伴い採用は好みとなっています。



★機械複製術★
一時期は好みで採用のカードでしたが、対象となるモンスターの充実によりかなり使いやすくなりました。

注意点はコアやヘルツをヴェーラー、泡影、ウィドウアンカーで効果無効されてる場合はサイドラが出せずにコアやヘルツが出てきます。サイドラ扱いは無効になるので気をつけましょう。また、対象に取ったモンスターが破壊されたり裏側になったらサイドラを特殊召喚できません。
面白い裁定として、機械複製術にチェーンしてウィドウアンカーで複製術の対象のコントロールを得た場合、コントロールは奪われますが、モンスターは特殊召喚されるそうです。その後キメラテックフォートレスドラゴンに繋げられれば良いですね

単純に通れば勝ちが見えるので3積みが基本でしょう。3積みする価値はありますが、強欲で貪欲な壺との兼ね合いには注意



◆サイバーレヴシステム◆
サイバードラゴン専用死者蘇生。忘れがちですが効果で破壊されなくなるオマケがついています。

手札からも出せるのですが基本アド損なのでこのターンに決められる時以外はやめておきましょう。

このカードの1番の強みはコアでサーチができて、対象を取らない蘇生札という所ですね。墓穴の指名者で1体除外されても別のサイバードラゴンがいれば問題なく蘇生できます。

蘇生対象はサイバードラゴンを指定しているので、ノヴァやインフィニティは蘇生できませんが、ネクステアを蘇生し、ネクステアの効果でノヴァインフィニティを蘇生できますので間接的にインフィニティが立てられます。

便利なので複数積みも考えられますが、デッキスロットが基本カツカツなので1枚採用になると思います。コアのサーチ先としては優秀なので1枚は採用しましょう



■サイバーロードフュージョン
かなり使い手によって強さが変わるカードだと思います。(自分は使いこなせない人です)

サイバーネームがついているお陰でコアからサーチができる融合魔法というだけでも強いですが、速攻魔法という事も驚きですね。「このターン、この効果で特殊召喚したモンスター以外の自分のモンスターは攻撃できない。」と書かれていますが、このカードの発動前に攻撃宣言をしていても発動できる裁定が出ているのでサイバードラゴンとズィーガーで攻撃しつつ、サイバーロード発動してサイバーツインで追撃することもできます。

問題点は融合素材にできる範囲が場と除外されているモンスターという若干使いづらい点とコアやヘルツは除外されている時にはサイバードラゴンとしては扱わないのでサイバーツインを出す際に少し不便といった所でしょうか。

使い方が難しいですが上手く使いこなせればかなり強いので頑張りましょう!



■サイバネティックオーバーフロー■
筆者のイチオシカード。これがあるだけで先行を渡されてもコアでサーチして最低限の妨害を構えられたり、苦手なオルターガイストのプロトコルを破壊できたり(インフィニティと一緒に置けると良)このカードを破壊したくても破壊するとサイバーorサイバネティックをサーチされてしまうので迂闊に手を出せない等強い事しか書いてないです。

しかもこの効果は除外するカードも破壊するカードも効果処理時に決める(対象を取らない)所もポイントでチェーンして伏せを発動しても別のカードを破壊されるのでチェーンしづらいというメリットもあります。

ただし、墓地のリソースを使ってしまう為コアの墓地効果を使えなかったりオーバーロードフュージョンが発動しづらくなったりネクステアの対象が不在になるという事も十分に考えられます。

このカードは必要な時にサーチするのが1番強いので1枚で良いでしょう。本当は大好きなカードなので★をつけたいのですが、好みが別れるカードだと思うので■をつけました。罠だからといって敬遠している方にこそ使ってみて欲しいですね。使ってみるとかなり強いですよ!



という訳で長くなりましたがサイバーで使われる主要な魔法罠の解説でした!
次回はサイバー流の記事になるか、新規を貰えて歓喜してるTGの記事になるかは分かりませんが、また読んで頂けたら幸いです!